女性部会ladies

「女性経営者部会」は産業構造の変革、規制緩和による経済のソフト化、サービス化にともない、新しい視点をもつ女性経営者の勉強、交流、懇親を目的に活動を行っています。

活動報告activities

【2023.10.19】大阪産業人クラブ女性部会、前尼崎市長を講師に迎えセミナーを開催


 大阪産業人クラブ女性部会(岩崎佑子部会長=岩崎企画会長)は10月19日、前尼崎市長の稲村和美氏を講師に迎え、大阪市内で「ピンチをチャンスに 課題先進都市から課題解決都市へ」をテーマにセミナーを開いた。
 稲村氏はまず自身の経歴を踏まえ「就職活動時から自分が不得意な点がある中で、経済を支援できる仕事を選んだ」とピンチがチャンスに変わった事例を紹介。3期務めた市長時代は、環境と経済の相反する課題に国政では難しいが地方行政こその組織再編で解決できた政策や、電子地域通貨「あま咲きコイン」導入などの市内で完結できる仕組みづくりなどを説明した。
 また、街頭犯罪件数が激減した事例を挙げ「市が本気で取り組む姿勢を示したことで結果が残せた」と振り返った。岩崎部会長が進行した質問タイムでは、参加者の疑問や感想に稲村氏は「市役所は市民に役立つ所を目指し、市の実績が市職員の自信にもつながった」と締めくくった。講演後の交流会も対話が途切れず盛り上がり、親睦を深めた。

【2022.10.20】大阪産業人クラブ女性部会、「味わいと峡谷の景観、秋の京都観光への誘い」


 大阪産業人クラブ女性部会(岩崎佑子部会長=岩崎企画会長)は、京都府亀岡市で名古屋産業人クラブとの合同イベント「味わいと峡谷の景観、秋の京都観光への誘い」を10月20日に開催した(写真)。女性部会で重視する「しっかり学ぶ」を実践すべく、昭和元年創業の丹波四季彩料理「宮本屋」の三代目女将、木戸喜代子氏による講演会に参加した。 木戸氏は屋号が名字と違う由来や、100年近く守り続けた仕事内容を同店の歴史を交えながら解説。また京野菜の70%が亀岡中心の丹波地区で生産されており、同店が扱う丹波産野菜を使った商品の売上高が、ふるさと納税を中心に10年前の2倍に成長したことも強調した。  
 女性部会は「しっかり楽しむ」こともモットーに掲げ、同店で昼食を兼ねた懇親会を開いた。岩崎部会長の乾杯に始まり、今が旬の丹波産焼きマツタケとすき焼きを中心に地元の味を堪能した。希少な食材を使った和菓子を含め、豊かな食を味わいながらの懇談で交流が深まった。午後からは舟に乗り「保津川下り」を体験、自然美とスリルを満喫した。

【2021.11.26】大阪・女性部会、名古屋と合同開催 奈良で歴史観光


 大阪産業人クラブ女性部会(岩崎佑子部会長=岩崎企画会長)は、コロナ禍で延期していたイベント「あをによし晩秋のなら旅、歴史観光への誘い」を名古屋産業人クラブと11月26日に合同開催した。岩崎部会長の「しっかり学び、交流し、味わう女性部会ならではの内容を楽しみましょう」とのあいさつでスタートした。
 午前は世界遺産で南都六宗の一つ、律宗総本山唐招提寺(奈良市)を見学(写真)。山蔭誠悟録事から仏像が遠くを見つめる理由などの説明や、礼堂を特別拝観し講話を聞いた。昼食は歴史ある奈良ホテル(同)で復刻フレンチを堪能。丹野勝也宴会セールス支配人から、和洋折衷の外観の説明や館内の美術品や調度品の案内を受けた。
 午後から奈良時代に始まった奈良団扇の製作技法を唯一受け継ぐ、池田含香堂(同)の池田匡志六代目当主の実演を見学。参加者からは「半世紀ぶりに巡ったが、子供の頃と違う見方や新しい気づきがあり、大人の遠足気分になった」と感慨深げに語る人もいた。

【2020.9.8】大阪産業人クラブ女性部会、空白の8年間経営に生かす 佐藤氏が講演


 大阪産業人クラブ女性部会(岩崎佑子部会長=岩崎企画会長)は、会員で初恋の人探します社(大阪市中央区)の佐藤あつ子社長(写真)を講師に迎え、大阪市内でセミナーを9月8日に開いた。岩崎部会長は「新型コロナウイルスの影響で2回延期となったが、今回開催できた」とあいさつ。
 佐藤社長は「空白の8年間を探した経営物語」のテーマで、話を進めた。30年以上経営にかかわってきた佐藤社長は、調査業にも法律知識の必要性に迫られ、一念発起し法科大学院に入学。学生時代の約8年間の空白期間と、その空白が今の経営にいかに生かされてきたかを振り返った。 働きながら学生として培った経験は、メールの有効活用や、テレワークにより少ない時間で必要な仕事の共有化を図り、スタッフの自立化などにもつなげた。それは「今回のコロナ禍でも生かされている」と強調した。
今後は「スタッフの誇りや業界の社会的地位の向上を目指す」とし、「差別化や付加価値の追求とともに利益率にもこだわっていきたい」と意欲的に話した。佐藤社長がチャレンジした司法試験のこぼれ話も披露。同試験の内容や試験時の雰囲気、合格後に決まる法曹界の配属先など、普段は聞けない内容をユーモアを交えて話したこともあり、参加者の笑いが絶えない時間となった。

【2019.9.26】大阪産業人クラブ女性部会、"花街文化"京都で楽しむ


 大阪産業人クラブ女性部会(岩崎佑子部会長=岩崎企画会長)は9月26日、「名料亭でお茶屋遊びの真髄に迫る、花街文化を学ぶ会」を京都市内で開催した(写真)。 岩崎部会長から「京都の粋と華やかな舞を体現できる"花街文化"を楽しんで欲しい」と乾杯のあいさつでスタート。その後、会場となった岡崎つる家(京都市左京区)の女将・出崎和子氏から、明治41年の創業以来、皇族や国賓が多く訪れた歴史や、創業時の同地は京都の別荘地帯であったことなどが、写真を交えつつ語られた。
 花街体験では芸妓(げいこ)、舞妓(まいこ)、地方(じかた)の3人による六段崩しや、祇園小唄の京舞、地方の唄と演奏と芸舞妓のリードによるジャンケン遊びを体現したお茶屋遊びの一つ「とらとら」を楽しんだ。また3人が各グループの席につき、京都にあるそれぞれの花街の歴史や、宴席での作法やシステムの違いなどの説明を受けた。
 合同開催の名古屋産業人クラブ女性部会の奥野雅世会長(奥野工業取締役)が「女性経営者の世界では知らないことを知る機会ができた」と宴を締めくくった。女性部会主催だったが男性会員にも広く参加を呼びかけ、楽しく優雅な京都らしい時間を過ごした。

【2019.2.15】大日本除虫菊株式会社 上山専務取締役講演会


 大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)・女性部会(岩崎佑子会長=岩崎企画代表取締役会長)は、2月15日大阪キャッスルホテル(大阪市中央区)で女性部会セミナーを開催した。今回のセミナーは「金鳥」「KINCHO」ブランドで殺虫剤や衣料用防虫剤、洗浄剤、使い捨てカイロなどの製造販売をしている大日本除虫菊の上山久史専務取締役が「企業が輝き続ける未来社会に向けて」~金鳥ブランドに学ぶ先取り感覚~と、題し、創業者のひ孫にあたる専務自らが語る製品の開発秘話や話題になったユニークなCM製作のエピソードなどを交えた内容となった。講演では「もともとは堺の棒状の仏壇線香の技術を応用した蚊取り線香だったが、曾祖母の助言により一晩中燃え続ける渦巻き型に改良した。また話題となった広告展開は世界初の製品のため、製品説明の必要に迫られマス広告が生まれた。尖った表現をしているのは、それだけ必死にもがいているのもKINCHOの姿だ」と、上山専務は述べた。動画による懐かしいCMから今年放映予定のCMを交えた講演は、時間を忘れさせてくれる内容となり参加者からは好評を得た。懇親会ではサックスとギターによる演奏が会場を盛り上げた。今回の女性部会セミナーは男性会員にも参加を呼びかけ、女性の感性を企業の成長につなげていくよう交流を深めた。

役員officer

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