全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、「下町ボブスレー」テーマに講演

東京産業人クラブ(井上裕之会長=愛知産業社長)は11日、都内で「東京若手経営者交流会」を開催した。第1部はマテリアル(東京都大田区)の細貝淳一社長が、大田区の町工場が連携して取り組んでいる「下町ボブスレープロジェクト」をテーマに講演した。細貝社長は「2014年のソチ五輪に出場し、東京・大田区の町工場の力を世界に発信したい。協賛企業も募集中。ロゴを車体に貼って、広告塔として利用してほしい」と呼びかけた。交流会には30―40代を中心としたモノづくり企業の経営者ら約20人が参加した。
講演では開発の背景や進捗(しんちょく)状況、滑走で日本記録を上回ったことなども紹介。参加者からは選手が確定していないことに対し、「テレビ局とタイアップして芸能人を起用してはどうか」といったアイデア、「製品・技術で協力したい」との声が相次ぎ、活発に意見が交わされた。
その後、親睦を深めるためにボウリング大会を開催。若手経営者は普段の仕事を忘れて一喜一憂し、つかの間のレジャーを楽しんだ。優勝したのはフィーサ(東京都大田区)の斎藤進社長。1ゲーム目182点、2ゲーム目173点と他を寄せ付けないスコアをたたき出し、賞品の商品券1万円分を手中にした。
都内のレストランに移動して懇親会。ギリシャ料理を囲み、経営や趣味の話に花を咲かせた。


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