全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、愛知産業を見学-3Dプリンターをタイヤ金型に応用

東京産業人クラブ(井上裕之会長=愛知産業会長)は5月19日、第1回の「会員企業訪問」で、国内外で最先端の溶接機や工作機械などを扱っている商社、愛知産業(東京都品川区)を訪問した。井上会長は2014年に創業87年を迎えたことを紹介し、「常に新技術を追い求めてきた。世界には多くの技術があり、イノベーションの種を探し続けている」と強調した。経営者ら約20人が参加した。
新事業の金属3Dプリンター事業について金安力常務が自動車用タイヤの金型などに適用した事例を紹介。参加者からは「3Dプリンターは限られた使い方しかできないと思っていた。だがタイヤの金型を見て、汎用性があると感じた」といった声があった。
また本社1階のデモンストレーションルームではレーザー溶接機やロボットなどを見学。参加者は興味津々で製品を手に取り、熱心に質問していた。さらに本社近くにある製造子会社の愛晃エンジニアリング(品川区)に移動し、特殊な大型溶接機のメンテナンスなどを見学した。


このページの先頭へ