全国各クラブの活動報告

大阪・青年部会、産総研関西センター"3大発明"を見学

大阪産業人クラブ青年部会(湯本秀逸部会長=湯本電機専務)は9月17日、産業技術総合研究所関西センターを見学した。関西センターは大阪工業技術試験所として慕われていた関西地域の先端研究機関で、産学官連携センター連携推進チーム総括主幹の斎藤俊幸氏から研究成果の中でも"3大発明"とされる「透明導電膜」「炭素繊維」「水素吸蔵合金とニッケル水素電池」などについて紹介を受けた。
またダイヤモンド研究室では、参加者が大きな単結晶や薄膜製品を手に取って感動した様子。これを見て斎藤氏は「これで半導体ウエハーを作れば最高級品になりますが、高価で現状での普及は無理ですね」と説明した。関西センターの歴史や研究成果に触れて共同研究の重要性などを肌で感じた一日だった。


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