全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・ＴＤＵ産学交流会（佐藤達雄会長＝アーベルソフト会長）は１０月１７日、東京電機大学理工学部キャンパス（埼玉県鳩山町）で同大学の学生向けに「就職説明会・企業研究会／通称＝アクティブプロモーション」を開催した。参加社数は、売り手市場と言われる本年度の就職市場を反映してか、ここ数年で最多となる１１社にのぼった。
鈴茂器工は、ご飯の定量盛り装置などを実際に利用し、天むすびの製作などを実演。幸大ハイテックは自社製品の簡易聴力検査機を、大橋製作所は２変数関数をステンレスで表現したアートオブジェ「数楽アート」を披露。七星科学研究所は、光ファイバー通信を用いた、デジタルフルハイビジョン映像の伝送を実演するなど、各社各様のブース演出で学生にアピールした。
午前中は、沿線鉄道遅延の影響で授業の１限目が休講になるなどの影響もあり、学生の姿もまばら。だが、昼すぎから、参加企業のプロフィルを記載した説明書を片手に、面接を試みる学生が増加。以降、各面接ブースのほとんどが学生で埋まるなど、面接会は盛り上がりをみせ、会の終了時間になっても、熱心に面談を続ける学生らの姿が印象的だった。