全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、表面処理加工装置を手がけるマコーを見学

新潟産業人クラブ(樋口正仁会長=双峰通信工業社長)は、11月16日に11月例会を開き、ウエットブラスト技術による表面処理加工装置を手がけるマコー(新潟県長岡市)を見学した。同技術は研磨剤と液体(主に水)を混ぜ、それを圧縮した空気の膨張力で霧化し、それを加工対象物(ワーク)に投射することで、表面の洗浄などを行う。
同社の会社概要について説明を受けた後、会員は「ココット」を操作し、機械部品の錆(さび)をとり、ウエットブラスト技術を体験した。工場見学後、同社の松原幸人社長が講演した。同社の歴史を振り返った上で、「クレド(信条)をつくるなど経営の方向性を示し、会社を一つ一つ変えていった」と話した。
また、海外売上高比率が45%に達する中、米国に拠点を設けたことを踏まえ、「国内と海外の比率は2年後には逆転するだろう。国内だけでは打つ手は少ない」と海外市場の開拓に力を入れていく方針を強調した。


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