全国各クラブの活動報告

大阪・名古屋産業人クラブ、インド産業視察団を派遣-ホンダの工場を見学

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)と名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)は共同で、2―6日にインド産業視察団を派遣した。両クラブから会員14人が参加した。2日は香港で合流後、インドのデリー空港に着いた。
3日は高速道路を4時間走ってアグラーに移動。インドで初めて世界遺産に登録されたタージ・マハルを見学した。続いて、ムガル帝国の権威を伝えるアグラー城を訪れた。
4日は、日本貿易振興機構(ジェトロ)のニューデリー事務所でインドの政治経済の状況について学んだ。「モディ首相は若年層の雇用確保と貿易赤字の削減を進めるメーク・イン・インディアやクリーン・インディアなどの改革を進めており、ガバナンスを強化し、製造業やインフラの振興に取り組む姿勢と方向性は国民から評価されている」と説明を受けた。
その後、郊外のグレーターノイダへ移動し、インド・ホンダの第一工場で自動車のアセンブリーラインを見学した。スポット溶接の現場では、火花を散らして素早く自在に作業する溶接ロボットの動きに注目が集まった。さらに、自動車部品製造のケーヒンも訪問、駐在員の苦労話などを聞いた。6日はデリー市内を観光。建国の父・ガンジーの墓標にも足を伸ばした。


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