全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、新会長に森氏を選出-内藤氏は名誉会長

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)は4月27日、名鉄ニューグランドホテル(名古屋市中村区)で「2016年度理事会&定時総会」を開いた。新会長に富士精工の森誠社長を、後任の新副会長にシーキューブの片桐清志相談役を選出した。32年間、会長を務めた内藤会長は名誉会長に就任した。その他の副会長、理事は留任した。
総会の冒頭にあいさつした内藤会長は「これまでのご支援に感謝します。後任の森さんは立派な人なので安心してバトンタッチできる。一緒にクラブを盛り上げてください」と呼びかけた。
さらに「経営者の責務は先を見越し、会社の将来をどう切り開いていくかにある。厳しい立場であるが、やりがいがあるという哲学を持っていれば、産業社会の荒波に対処できる。努力していくことが大事」と強調した。
総会では15年度の活動実績や決算を報告した。さらに16年度の事業計画、収支計画について審議し、原案通り承認された。
最後に森新会長が「偉大な内藤会長の後任で荷が重い。しかし引き受けた以上全力を尽くす。ご支援を」と協力を求めた。
さらに「今回の熊本地震で被害を受けて思ったことは、想定外の事態を常に考え行動すること。その備えや体験を共有していきたい。単に行事に参加するだけでなく、さまざまな問題について経営者としての考え方を発言しあいコミュニケーションを持ってやっていきたい」と抱負を語った。


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