全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、「優秀従業員」表彰式を開催

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は5月24日、太閤園(大阪市都島区)で2016年度の定時総会を開いた。冒頭、山口会長は「マイナス金利で中小企業は資金を借りやすくなったというが、設備投資すべき時には金利に関係なく投資する」と政治に一言苦言を述べた。
総会後の記念講演会では、泉藍氏(泉酒造取締役)が「阪神大震災で焼失した創業260年の老舗酒造の復興までの軌跡」をテーマに、当時高校生だった自らを含めて復興を成し遂げた話をした。
当日は第4回「優秀従業員表彰」の表彰式も行った。受賞者(会社名、受賞理由)は次の通り。
▽長浜美香氏(辰巳工業、入社以来精勤さは変わることなく、責任感も旺盛で社員のみならず顧客からも信頼され、社業発展に大きく貢献した)▽松村明佳氏(ポニー工業、放射線計測センター副センター長として、計量法に基づいた放射線計測機の校正業に携わりその重責を担っている)▽加藤友之氏(プロセブン、工場やオフィスの耐震施行の安全値基準を構築し信頼性を獲得。また新製品の開発にも積極的で業績に大きく貢献した)▽田中秀之氏(マツダ、機械加工の技術者として34年間。その間、特級機械加工技能士の国家資格も取得。プロジェクトリーダーとしてゼロから超硬金型製造部門を立ち上げ内製化に成功し、会社のコア技術に貢献した)▽柏木麗子氏(近畿刃物工業、事務職から現場を希望。2次元CADを独学で習得し、今は3次元CADでの図面作成や各種測定機の操作などを若手社員に指導するなど、その努力を評価)


このページの先頭へ