全国各クラブの活動報告

NITEC埼玉産学交流会、暑さ対策テーマ成田学長が講演

NITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は6月21日、日本工業大学で、6月例会を開いた。日本工業大学の関係者や埼玉県内製造業者ら約20人が参加した。
冒頭、杉本会長は「学術的な勉強会を通して、自身の事業などにも生かしたい」とあいさつした。続いて、成田健一日本工業大学長が「暑さ対策技術の現状と課題」をテーマに講演した。成田学長が「暑さ対策を進めていく上では、『体感温度』の正しい知識を普及・啓発していくことが重要」とし、まだまだ研究段階の体感温度に関して可能性を説明した。
また、暑さ対策技術については「フラクタル日よけ」など日射の低減技術や「水景施設の活用」による地表面の高温化抑制と冷却能力を紹介。暑さ対策技術の選択の自由度が向上していると強調した。


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