全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ（池永征司会長＝池永セメント工業所社長）は７月２６日、大分市の大分センチュリーホテルで佐藤樹一郎大分市長との懇談会を開いた。会員企業などから１６人が参加。佐藤市長は「３つの創造・連携・実行」と題して講演した。大分市は　新日鉄住金大分製鉄所など大手企業が集積し、製造品出荷額は九州で上位。
その上で佐藤市長は「地場の産業力強化には中小企業が発展する施策が重要」と述べ、積極的な設備投資や販路開拓制度の利用を呼びかけた。
佐伯印刷（大分市）の平岩照正常務は「佐藤市長体制になり書類申請が楽になった」との声を伝えた。
他の参加者からは「航空機産業や芸術とモノづくりを組み合わせた新産業創出に挑戦したい」などの意見が挙がり、市のさらなる支援を求めた。懇談会は和やかに進み、名刺交換などの姿が見られた。