全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、ベトナムに産業視察-日系企業など訪問

九州・山口産業人クラブ(田處正隆会長=キューヘン社長)は11月13―17日にベトナムの産業視察を行った。7人が参加し、ホーチミン市などで天然ガス発電所や日系物流会社などを訪問した。また大分県産業創造機構(大分市)の視察団と同行し工業団地訪問なども実施した。
天然ガス発電所の「フーミー3」はバリア―ブンタウ省に立地し、出力74万キロワット。九州電力などが出資、運営している。2004年の営業運転開始時にベトナムの電力需要は828万キロワットだったが14年には2220万キロワットへ急増し今後も伸びる見通しという。
ホーチミン市内では西日本鉄道の国際物流部門の現地法人や工業団地を訪問した。同社の現地法人は従来の電子機器に加えて、今後は生花などの輸出が増えそうとの説明だった。大分県の視察団と訪問した工業団地は、日系企業を対象に管理部門の業務を請け負うレンタル工場も運営している。中小企業の進出を促すもので数社が操業中だった。
猛暑での視察となったが参加者からは「親日的でもあり、仕事をする先としては有望」との声が出ていた。


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