全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、永井嘉吉記念賞にアサヒフォージ朝日会長を選出

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工社長)は2016年12月13日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で永井嘉吉記念賞選考委員会(森誠委員長)を開いた。「第33回永井嘉吉記念賞」にアサヒフォージ(岐阜県美濃市)の朝日繁光会長を選出した。
31日に名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で開く名古屋産業人クラブの新年賀詞交歓会で表彰する。
朝日会長は57年に父親が経営する朝日工業(現アサヒフォージ)に入社、70年に専務、90年に社長就任し、会社を発展させた。
同社は自動車や産業機械向け熱間鍛造部品メーカー。金型製作から鍛造、熱処理、機械加工までの一貫生産体制を構築している。
また、積極的に工場建設や設備投資を行い、生産効率とコスト競争力を向上させた。鍛造関係の公職を長く続けたほか、藍綬褒章や第30回優秀経営者賞特別賞など受賞歴も豊富。こうした取り組みや売上高、利益率の高さなどが評価された。
同賞は名古屋産業人クラブ2代目会長で元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。毎年、会員の中から優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者1人を表彰している。


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