全国各クラブの活動報告

埼玉・TDU産学交流会、1泊研修で長野・中南部企業を訪問

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(佐藤達雄会長=アーベルソフト会長)は2月17、18の両日、長野県中南部で1泊研修を行った。精密プレス部品加工などを手がけるソーデナガノ(岡谷市、早出隆幸社長)と、伊那食品工業(伊那市、井上修社長)が運営する寒天の展示・販売・飲食施設、かんてんぱぱガーデン(同)を訪問した。会員企業と東京電機大学などから11人が参加した。

ソーデナガノでは丸山忠製造部部長が「金属の薄板打ち抜きでサブミクロンオーダーの量産品が得意だ」と説明。精密プレス加工や丸棒を切削する自動旋盤工場、さらには受注が伸びているリチウムイオン電池ケースの弁部分の人工破損試験工程を見学した。丸山部長は「従来は弁を溶接していた工程を3年かけてプレス工法で可能にした。特許も数千万円かけて手配している」と話した。

続いて訪れたかんてんぱぱガーデンでは、伊那食品工業の概要などについてビデオ説明を受けた。寒天製品の試食やショッピングなども行った。

2日目は、諏訪市の諏訪大社上社を参拝後、山梨県甲州市にある戦国武将・武田信玄の菩提(ぼだい)寺である恵林寺を訪れた。


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