全国各クラブの活動報告

名古屋・岐阜産業人クラブ、トヨタの田原工場を見学

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工社長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は5月24日、トヨタ自動車田原工場(愛知県田原市)を見学した。会員28人が参加した。
第一組立工場で展示しているレクサスGX460と、ランドクルーザーの豪華さに感嘆の声をあげながらランドクルーザーの生産ラインに入った。見学したのはインパネ搭載、窓ガラス取付、外観検査、ドア搭載、リアシート取付の5工程。
インストルメントパネルは、サブラインで90個におよぶ部品を取り付けてから作業者の手元に届くため、取付工程で室内作業が不必要となり労働環境が大幅に向上した。作業者が各工程で指示ビラを確認しながら取り付ける様子を間近で見て、うなずいている見学者も多かった。
その後、バスで隣接する埠頭(ふとう)に移動、その全景を事務棟の屋上から見学した。埠頭は輸出用車両4万台が保管できる広さがあり、長さ1キロメートルにおよぶ岸壁は5000台が収容可能な5万5000トンの外航船が4隻接岸できる。5000台の車は2日間で船積みが終り、北米に輸出されている。
田原工場はトヨタ自動車の国内最大の工場。規模の大きさを実感した見学会となった。


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