全国各クラブの活動報告

東京産学交流会、佐和橋東京都市大教授が講演

東京産学交流会(渡辺佳英会長=大崎電気工業会長)は5月28日、東京都市大学の佐和橋衛教授を招き、東京都大田区の大森東急REIホテルで定例会を開いた。「効果的な『スマートファクトリー』の作り方」と題した講演に13人が参加(写真)。町工場を含めた製造業でIoT(モノのインターネット)活用が進められていることもあり、佐和橋教授の説明に熱心に耳を傾けた。
佐和橋教授は講演で、IoTの無線方式の概要などに触れ、「新興勢力として仏シグフォックスの無線規格が台頭しており、日本でもサービスを始めた」と説明、低コストで利用できるとした。ただ、工場でのIoT導入には、要求条件に応じた無線規格を選択する必要があり、「日本ではセキュリティー確保を重視する傾向がある」と指摘した。


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