全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、永井嘉吉記念賞 松波氏(岐阜ギヤー工業会長)を選出

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)は2018年12月26日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で永井嘉吉記念賞選考委員会(森誠委員長)を開いた(写真)。第35回となる同賞には岐阜ギヤー工業(岐阜市)の松波俊宣会長を選出した。1月30日に名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で開く名古屋産業人クラブ新年賀詞交歓会で表彰する。

松波会長は1960年に岐阜ギヤー工業に入社。長年にわたり現場作業で技術を培い、工作機械用や自動車機器用、増減速機用などの歯車製造・加工を行っている。日本初導入の機械や最新鋭の歯車研削盤を積極的に導入し、年間1万点以上のさまざまなギアに対応する。近年は航空宇宙産業機器向けなど精密歯車を製作し、業容を拡大してきた。

現在は日本歯車工業会東海支部長を務める。18年には同工業会から長く理事、役員など要職に就いていたことで表彰を受けた。

同賞は名古屋産業人クラブ2代目会長で元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。毎年、会員の中から優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者1人を表彰している。

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