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一枚の写真に思いを込める(東東京マネジメント研究会)

平成22年3月30日

 東京産業人クラブ・東東京マネジメント研究会(マネ研、嶋田貫一会長=高橋木箱製作所社長)3月30日、東京・日本橋小網町の日刊工業新聞社本社でマネ研ゼミナールを開いた。同社の業界担当記者や報道カメラマンが各業界の動向や取材の裏話などを披露。会員12人が参加した。
 同社の冨家邦裕写真部副部長は最も印象深い写真として、細川護煕連立政権誕生時に各党党首が横一列で握手をしている写真を掲げ、「その場に同席できて感激した」と話し、歴史的瞬間に立ち会える報道カメラマンの魅力を紹介。会社の合併や統合の記者会見では資本提携の比率を考えながらアングルを決めるなど、一枚の写真に込める思いや狙いどころを説明した。
 またIT業界を担当する斎藤実編集委員が社長交代を一日でも早くスクープしたい記者と正式発表まで秘密にしたい企業との攻防を自らの取材体験を交えながら話し、占部絵美記者は住宅・不動産業界の経営環境や生き残り策などを紹介した。