全国の産業人クラブ

東京産業人クラブ

会長メッセージ

東京産業人クラブ会長 (THK株式会社 寺町 彰博社長)
東京産業人クラブは1955年(昭和30年)11月に発足し、60年超になります。「もはや戦後ではない」とされた高度経済成長の初期に発足し、日本経済が幾多の困難を経る中で、当会はそれぞれの時代において、中堅・中小企業経営者が最も留意すべき課題をとらえ、講演会、研究会、工場見学会、国際交流などを実施するなど、会員の皆さまの経営に役立つような事業を展開し歴史を築いてまいりました。

現在、東京産業人クラブには支部組織として、女性部会、東東京マネジメント研究会、城北産業人クラブ、城南地区の東京産学交流会(通称=サザンクロス)があります。女性部会では産業界をはじめ各界で活躍している著名人を招き、企業経営に役立つ講演会・懇親会を隔月で開催しています。東東京マネジメント研究会では若手経営者、管理職が集まり、新しい感覚の経営を研究しています。東京・城北地域に事業所を構える産業関係者の交流会組織である、城北産業人クラブでは経営やモノづくりに関する講演会、セミナー、工場見学会や他地域の中小企業経営者との交流会など、会員相互のコミュニケーションに重点を置き、企業経営に役立つ情報の提供や人的ネットワーク構築の架け橋となる活動を展開しています。そして、産学交流を目的とする東京産学交流会では、企業に加えて大学・研究機関がメンバーとなり、産学交流を推し進めることで、会員企業の製品開発、技術向上、地場産業の発展などを目指しています。数カ月に1度、定例会合として外部の講師を招いたセミナーや見学会を実施し、会員企業が最新の技術・研究動向を把握できるように努めています。
経済の中心でもある首都・東京は、25万社の企業が立地し全国の15.3%を占めており、特に資本金10億円以上の企業数は全国の50%を占めています。一方でこうした25万の都内企業の98・9%が、実は中小企業というのも現実です。元気な中小企業は地域社会を活性化させるとともに、地域の経済を支える重要な基盤ともいえます。
こうしたなか、あらためて中小企業の生産性向上が求められています。時代の変化、ニーズにしっかりと対応することに加えて、新たな需要を創出する魅力的な製品、サービスを提供することが出来れば、こうした時代においても大きな成長を成し遂げられるものと考えています。
皆さまとともに志を共有し、日本経済のダイナミズムの源泉となるよう、当会における活動を活発化するとともに各地の産業人クラブとも連携して日本の製造業ならびに日本経済の発展に尽力すべく、皆さまの参加をお待ちしております。

会の紹介

東京産業人クラブ事務局東京都中央区日本橋小網町14-1住生日本橋小網町ビル(日刊工業新聞社内)
電 話:03-5644-7284 FAX:03-5644-7249 メール:info-t.sangyojin@media.nikkan.co.jp

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