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エーワン精密山梨工場見学(東京産業人クラブ・東京産学交流会・城北産業人クラブ)

平成21年4月22日

 東京産業人クラブ・東京産学交流会(渡邊佳英会長=大崎電気工業会長)、同・城北産業人クラブ(谷田大輔会長=タニタ会長)は4月22日、合同でエーワン精密山梨工場(山梨県韮崎市)の見学会を開いた。同社は自動旋盤用のコレットチャックやカムの製造、販売などを手がける治工具メーカー。また、1970年の創業から38年間、経常利益率35%を維持し続ける高収益企業ということもあり、経営のヒントを探しに総勢40人が参加した。
 工場見学では写真撮影が全面的に許され、加えて従業員に対し自由に話しかけてよいとのことで、参加者は導入している機械の多さや、加工方法などについて質問をぶつけていた。その後、創業者である梅原勝彦取締役相談役が自らの生い立ちから、会社を創業してからこれまでの歴史と、現在の不況を乗り越えるための秘策、経営者としてあり方などを語った。梅原取締役相談役は「不況時は仕事量の確保よりも値段を下げないことに徹するべきだ」と話し、「今こそ人の採用と社員教育を強化して次の好況に備えてほしい」とエールを送った。

エーワン精密山梨工場を見学子(1)