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ヒートポンプ技術に関する最新動向勉強会開催(東京産業人クラブ・東京産学交流会)

平成22年5月20日

 東京産業人クラブ(千野俊猛会長=日刊工業新聞社社長)と東京産学交流会(渡辺佳英会長=大崎電気工業会長)は20日、5月例会としてヒートポンプ技術の最新動向に関する勉強会を東京都中央区の日刊工業新聞社で開催し、企業の設備管理者ら約20人が参加した。
 ヒートポンプ・蓄熱センターの佐々木正信氏は、電気の力で空気の熱をくみ上げ、燃焼を伴わないヒートポンプの利用の仕方や特徴について説明した。燃焼がないことから、二酸化炭素(CO2)とエネルギーが削減できる省エネ効果を強調した。東京電力の遠口潔氏は産業界における採用事例を紹介。40-45度Cの排水から80度C程度の工業用に利用可能な水を取り出す「排熱回収型温水ヒートポンプ」技術など、豊富な事例の説明に参加者は熱心に耳を傾けていた。

ヒートポンプ技術に関する最新動向勉強会開催(1)