全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ、中小・VBの上場で講演

 千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬社長)19日、ひまわりベンチャー育成基金(千葉市中央区、佐久間英利理事長=千葉銀行頭取、043・242・5523)と共催で、「中小・ベンチャー企業の経営戦略と株式公開セミナー」を千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で開いた。
 同セミナーは千葉産業人クラブの企業経営者表彰受賞者のほか、同育成基金の助成先を対象に実施した。
 当日はベンチャー・中小企業の経営者65人が参加した。セミナーでは新日本有限責任監査法人の奥見正浩公認会計士が「中小・ベンチャー企業の経営戦略と株式公開」と題して講演。奥見氏は株式公開準備を通じての経営強化、経営計画策定の概念などについて説明。中でもリスク情報の開示、事業計画の合理性に着目し「どんぶり勘定、公私混同、節税思考からは脱却し、考え方を変えねばならない」と話した。
 次に千葉県産業振興センターの川島敏文企画調整室長が、県の公的支援制度を紹介。参加者は将来の株式公開を見据え、熱心に耳を傾けていた。セミナーは講師、財団・クラブ役員、参加者が親交を深め、新たな連携の輪を広げるための糸口を見いだす場として提供している。


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