全国各クラブの活動報告

　千葉産業人クラブ　２５日、日本機械学会関東支部千葉ブロックと共催で「２０１０産学官シンポジウム」を千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で開いた。
　当日は企業経営者、大学、行政関係者ら約９０人が参加。シンポジウムでは宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の石川隆司理事が「『はやぶさ』を含めた航空・宇宙のトピックスと、ＪＡＸＡの産官学連携」と題して基調講演した。石川氏は国産の小型ジェット旅客機ＭＲＪにおける産学官事例などについて説明し、「産業の中からポテンシャルのある相手を見つけ、力を最大限発揮させるべく育て上げていくのが学や官の仕事」と結論付けた。
　次に県内で産学官連携に取り組む企業３社が事例を発表。参加者から「連携に取り組むきっかけは何か」などの質問が相次いだ。