全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、第34回永井嘉吉記念賞 青木氏(ビーティーティー会長)を選出

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工社長)は2017年12月13日、名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で永井嘉吉記念賞選考委員会(森誠委員長)を開いた(写真)。「第34回永井嘉吉記念賞」にビーティーティー(名古屋市守山区)の青木渉会長を選出した。
31日に名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で開く名古屋産業人クラブの新年賀詞交歓会で表彰する。
青木会長は89年にビーティーティーを設立。創業以来、切削工具一筋に研究開発を続け、高精度で高能率な加工を可能にする工具を多く開発する。高品位で超寿命な工具で、各産業分野のモノづくりに貢献している。工具の新素材としてSiC(炭化ケイ素)単結晶を名古屋工業大学と産学協同で開発した。超高精度プラスチックレンズや微細金型用工具として切削実験を進め、革新的製品として期待されている。
同賞は名古屋産業人クラブ2代目会長で、元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。毎年、会員の中から優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者1人を表彰している。


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