全国各クラブの活動報告

滋賀産業人クラブ、奈良先端科技大井上教授が講演

滋賀産業人クラブ(坂口康一会長=近江鍛工会長)は6月15日、ホテルボストンプラザ草津(滋賀県草津市)で2018年度(第7回)総会を開いた。17年度事業報告および収支決算の承認、18年度事業計画および収支予算案の承認、事務局長変更の報告を行った。18年度は17年度に初めて行った親睦ゴルフ大会を継続開催する。滋賀独自の交流会も計画するなど、会員企業振興や交流に役立つ活動を予定している。

総会後の記念講演会は、奈良先端科学技術大学院大学の井上美智子教授が「女性研究者が考える働き方改革の本音」をテーマに講演した(写真)。井上教授は分散アルゴリズムや半導体のディペンダブルシステムの研究に従事する。一方、関西文化学術研究都市(けいはんな)の企業や大学、自治体の研究者や学生らが参加する「けいはんな女性研究者ネットワーク」を主宰。「働き方改革で夕方5時定時を守ろうという会議を、5時から始めるのは矛盾している」など、ネットワークで寄せられた意見を紹介した。

講演後は会場を変えて懇親会に移った。近況報告や講演会の感想などを話題に、和やかな雰囲気のまま閉会した。


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