全国各クラブの活動報告

埼玉・TDU産学交流会、通常総会を開催 副会長に岡崎氏

東京埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(浜野尚吉会長=共同技研化学社長、写真)は9月28日、埼玉県川越市内のホテルで第29期通常総会を開催した。新たに岡崎孝宣氏(東京理工舎社長)の副会長就任と、近藤敬太氏(日東精密工業社長)の監事就任がともに了承された。総会後、水素エネルギーの普及や研究などに関する記念講演会を催した。

ゲストを含め会員企業、東京電機大学などから44人が参加。総会では第28期事業報告・収支決算と第29期事業計画・収支予算案を承認した。また、東京電機大理工学部の柏崎尚也教授が、埼玉西部地域の17私大で構成する「埼玉東上地域大学教育プラットフォーム」の紹介を行い、TDU産学交流会と連携協定を結んだ経緯などを説明した。

講演会では、まず神戸製鋼所機械事業部門水素エネルギー室の三浦真一次長が「水素社会実現に向けた取り組みと課題」について熱弁をふるった。特に水素ステーションなどインフラの普及に立ちはだかる問題点を指摘した。続いて理化学研究所イノベーション事業本部の半田敬信実用化コーディネーターが「水素エネルギーシステムプロジェクトのご紹介と産業連携構想について」のテーマで講演。地元・川越工業高校と燃料電池の共同研究をしていることなどを披露した。


このページの先頭へ