全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ女性部会 中国ビジネス研沈代表が講演

東京産業人クラブ女性部会(佐川八重子会長=桜ゴルフ社長)は10月3日、10月例会を如水会館(東京都千代田区)で開いた。「中国新興企業の台頭~活躍する女性創業者たち~」と題し中国ビジネス研究所代表の沈才彬(シンサイヒン)氏(写真)が、参加者約40人に講演した。

中国の最新事情について、無人のレストラン、コンビニエンスストア、スーパーは中国で一大革命を起こすとし、日本へも影響があると見解を述べた。またタクシーの配車やシェア自転車の決済、名刺交換でさえもスマートフォンで行うキャッシュレス社会になっていると現状を伝えた。

新興企業の成功事例として、女性起業家の影響は大きく、シェア自転車を運営する「MOBIKE」社長は、自身が通勤で不便に感じたことをきっかけに、32歳の若さで起業。今では世界9カ国180都市で利用されていると紹介した。

最後に日本の新興企業が中国より少ないことについて、「日本の制度が若者に不利で、若者に投資する風土もない」とし、「だめなのは若者ではなく大人」と指摘した。

懇親会では、オペラ歌手の倉原佳子氏が「アヴェマリア」を含む3曲を披露し会場を盛り上げた。
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