全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会、橋本政策研究大名誉教授が講演

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(浜野尚吉会長=共同技研化学社長)は9月27日、埼玉県川越市内のホテルで第30期通常総会を開催した。新理事として中込秀明氏(富士電子社長)、細田真妃子氏(東京電機大学准教授)の就任と、古屋十三栄氏(エムエフケイ社長)の監事就任がともに了承された。総会後、政策研究大学院大学の橋本久義名誉教授(写真)による記念講演会を催した。
会員企業、東京電機大学などから総勢41人が参加。総会では役員人事のほか、第29期事業報告・収支決算と第30期事業計画・収支予算案を承認した。
橋本名誉教授の講演テーマは「頑張れ日本の中小企業~中小企業は日本の真心、世界の宝」。最初に、米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席による米中貿易戦争の話題から入り、懸念される景気の先行きについて「危ぶまれてはいるが来年まではそれほど心配はない。米中対立による漁夫の利もある」と予測。その後、日本の中小企業の強さについて「町工場は不況の時こそ力を発揮する。他国と異なり、日本人は根気強く勝つまでやめないので最後は勝っている」と強調した。
講演後の懇親会では新役員と新入会員の日さく(さいたま市大宮区)などが壇上であいさつ。お互いに親睦を深めた。
講演をする 橋本久義 政策研究大学院大学 名誉教授.jpg


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