全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、2020年新春特別講演会・賀詞交歓会を開催

 東京産業人クラブ(寺町彰博会長=THK社長)は1月15日、日本産業人クラブ連合会と共催し東京・飯田橋のホテルグランドパレスで「2020年新春特別講演会・賀詞交歓会」を開いた。元千葉ロッテマリーンズエース、元シドニー五輪野球日本代表で、現在は野球解説者の黒木知宏氏が「挑戦する心」をテーマに講演した。東京、埼玉、千葉、神奈川など各クラブの会員ら約90人が聴講した。

 黒木氏は講演で、プロ野球に入団し、当時の伊良部投手や小宮山投手の指導を受け、エースに成長するまでの苦労話を交えながら、「あえて苦しい場所に身を置き、諦めずにやり続けることで目の前に必ずチャンスが来る」とした。

 また1998年7月7日、千葉ロッテがワースト記録の17連敗のかかる試合で、九回裏二死、ツーストライクまで追い込んでいたが、同点ツーランホームランを打たれ、マウンドでうずくまってしまった〝七夕の悲劇〟のエピソードを披露し「小宮山さんから、試合はまだ終わっていないと言われ、目が覚めた。何事も諦めてはいけない」と語った。

 引退後は、北海道日本ハムファイターズの1軍投手コーチとして、大谷翔平選手を指導したとし「すばらしい選手。投手と打者を両立するため、ファイターズが、こんなに多くのサポート人員をかけるのか」と当時を思い返した。
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 講演会終了後は第37回優秀経営者顕彰の贈賞式参加者と合同で賀詞交歓会を開催。優秀経営者顕彰の選考委員長でコマツ顧問の坂根正弘氏や、東京産業人クラブ会長でTHK社長の寺町彰博氏らがあいさつに立った。約160人の参加者が新年のあいさつを交わした。
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