全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、自動運転などテーマにシンポ

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)は8月31日、名鉄ニューグランドホテル(名古屋市中村区)で「自動運転・MaaSが創る次世代モビリティー社会~実用化に向けた取り組みと将来展望」と題した夏季特別シンポジウムを開いた。モノづくり日本会議、日刊工業新聞社名古屋支社との共催。
検温や消毒、マスク着用を徹底し新型コロナウイルス感染対策を行い、約100人が直接会場に訪れた。テレビ会議システムでも約240人が聴講した。
シンポジウムは須田義大東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長(写真)、小沢拓郎モネ・テクノロジーズ(東京都千代田区)事業推進部担当部長が登壇。モビリティー社会の創造に欠かせない要素技術、サービスについて最新動向を紹介した。
須田機構長は「人ができない部分を自動運転が担う。移動輸送コンセプトの変化への対応が重要」と述べた。モネ・テクノロジーズの小沢氏は65の自治体と進める移動サービスを介した街づくり事例などを紹介した。
冒頭には森会長が「コロナ禍を乗り越えた上で、モノづくりを徹底的に追求したい」とあいさつした。今回は新型コロナ感染拡大の影響でシンポジウムのみとし、交流会は取りやめた。
東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長の須田義大氏.jpg


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