全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、「大阪城と歴史観光・文化振興」 総会代替行事で講演会

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は11月4日、新型コロナウイルスの影響から延期した総会の代替となる特別行事を太閤園(大阪市都島区)で開いた。総会議案は書面決議で可決済みで、恒例の記念講演会と優秀従業員表彰、懇親会を行った。
講演会は大阪城天守閣の北川央館長が「大阪城と歴史観光・文化振興 私がやってきたこと」と題し実施。2001年から続ける歴史イベントや、明治維新を新政府側でなく幕府側の視点でとらえたイベントなどが功を奏し「インバウンド(訪日外国人客)頼みではなく、国内客で大阪城入場者数を海外の著名な博物館と肩を並べるほど増やすことができた」と解説した。
第8回を迎えた優秀従業員表彰では4社4人を表彰した(写真)。常に笑顔で社内外に接する辰巳工業(大阪府茨木市)の角野萌鼓氏、人事管理・工程管理に従事し勤続24年のタナカカメ(同枚方市)の濱田秀樹氏、世界最大サイズで温度分布1度C以内の液晶テレビ製造装置を設計した服部ヒーティング工業(大阪市都島区)の桐畑浩氏、多様な検査・診断技術と機器の知見に長け最適なソリューション機器の提供を図るポニー工業(同中央区)の山川倫央氏。
懇親会では、千歳喜弘副会長(マクセルホールディングス名誉相談役シニアアドバイザー)が「成功の反対は失敗ではなく何もしないこと。今の経済環境の変化はむしろチャンスととらえ、自分でまず動くことが大事だ」と乾杯のあいさつをした。歴史好きの会員が講師の北川館長を囲んで質問を重ね、広報やPRの参考にしていた。久しぶりの交流の場に、話題が尽きない情報交換の場となった。
a太閤園で特別行事。優秀従業員表彰での記念撮影.jpg


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