全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、岐阜産業人クラブ ヤマザキマザック博物館を見学

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工会長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は10月29日、岐阜県美濃加茂市にある「ヤマザキマザック工作機械博物館」を見学した(写真)。会員ら40人が参加した。
冒頭、高田芳治副館長が「この博物館は、ヤマザキマザック創業100周年の記念事業の一環として2019年11月に開館した。五つのゾーンからなる。産業革命以前のものから最新鋭の工作機械によって、実際に稼働している自動加工工場の様子まで見学できる」と概要も交えてあいさつした。
その後、参加者は3班に分かれて展示場を見学した。近代最初の工作機械とされる18世紀末のねじ切り旋盤からコンピューター数値制御(CNC)旋盤や最新のマシニングセンター(MC)、複合加工機など国内外の工作機械約80点を稼働できる状態で展示。機械加工の歴史も理解できる構成になっている
また、工作機械によって生まれた工業製品の代表として蒸気機関車「D51409号」や自動車「T型フォード」、1950年代の航空機なども並び、参加者は施設の大きさに驚いていた。
最後に長江昭充館長が「『モノづくり』に特化した世界的に珍しい博物館だ。私が場内を回っていても毎日発見がある。体験教室などもあり1人で来ても満足できると思う」と締めくくった。
新型コロナウイルスの影響で、マスク着用と検温、消毒を徹底した。参加者からは「丁寧な説明を聞きながらだったので工作機械そのものが分かりやすかった」「昔の機械は機能美というか、いい味があった」「歴史を追って見学できたのでとても勉強になった」などの感想や意見が寄せられた。
ヤマザキマザック工作機械博物館を見学した。.jpg


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