全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ、産学官シンポジウム オンラインで開催

千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬会長)は10月29日、「2020産学官シンポジウム」を開いた。企業や金融機関、行政など約80人が参加した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で実施した。同クラブによる講演などのオンライン開催は初めて。
全自動PCR検査装置などを手がけるプレシジョン・システム・サイエンス(PSS)の田島秀二社長による基調講演では、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための検査のあり方などを解説。田島社長は「正確・安全・迅速が感染拡大を防止する上での検査のキーワードだ」と話した。
ACサーボドライブプレスブレーキや、各種省力化ラインなどの設計・製造を手がける吉野機械製作所(千葉市緑区)の、吉野友章取締役生産本部長は「最先端技術を進化させる100年企業に!」と題して講演。吉野取締役生産本部長は「労働人口が減少傾向にある中、日本の中小企業が世界に打ち勝つには効率・生産性向上が求められる」とし、今後の中小企業のあり方を強調した。

b初めてのオンライン開催となった(写真は田島社長) .jpg


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