全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ・女性部会、古川内閣官房副長官が講演

 東京産業人クラブ・女性部会(佐川八重子会長=桜ゴルフ社長)4日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで8月例会を開いた。今回は古川元久内閣官房副長官を講師に招き、「日本の新成長戦略」について聞いた。会員ら約50人が参加した。
 古川副長官は「『元気な日本』を復活させるために」と題した資料を用意し、「日本の一番の問題は元気をなくしていること。今はそれほど悪い状況ではない」と強調。直面する日本の課題として人口減と高齢化を挙げ、この二つが元気のなさの原因とした。
 その上で、「新成長戦略では日本を『低炭素社会』と『健康長寿社会』のモデル国家にすることを目指していく」と述べた。そして、高齢者、環境、アジアは、成長が期待できる分野であり、また女性や新規参入者が経済成長の担い手となり得るとの考えを示した。
 講演は質疑応答を含め2時間に及び、女性経営者ら参加者からは金融、人材などに関する悩みや注文も相次いだ。


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