全国各クラブの活動報告

東京・女性部会、長崎とハウステンボスの旅

 東京産業人クラブ・女性部会(佐川八重子会長=桜ゴルフ社長)は9月29、30の両日、「長崎&ハウステンボスを訪ねる旅」を実施した。女性部会としては初の視察旅行で、当日は東京産業人クラブの男性会員を含めて22人が参加した。
 初日、台風17号が日本列島に近づく中、一行は長崎空港に無事到着。観光バスで一路長崎市内へと移動。昼食は長崎名物の卓袱(しっぽく)料理に舌鼓を打った。昼食後は、大浦天主堂、グラバー園、平和公園など市内観光名所を見学した。とりわけ最後に訪れた平和公園では原爆投下後の悲劇を説明するバスガイドの話に真剣に耳を傾けた。
 観光終了後はハウステンボスへ移動。同日はオランダ・アムステルダムに実在する同名の高級ホテルをモデルにした「ホテルヨーロッパ」に宿泊した。夕食はフランス料理のフルコースを堪能した。参加したメディカルメイツの三浦玲子社長は「町並みが素晴らしいし、料理もおいしい。参加して良かった」と感激していた。
 2日目は朝食終了後、視察の目玉となるハウステンボス社長でエイチ・アイ・エスの沢田秀雄会長の講話を聞いた。沢田氏は1992年の開業以来、18年間赤字が続いたハウステンボスをわずか半年で黒字転換させた。
 沢田氏はハウステンボスの経営を引き受けるまでの決断の苦悩や、短期間で黒字化させるためのさまざまな施策の実行、今後の夢などについて、予定の30分を大幅に上回る1時間以上熱く語った。最後は参加者全員で沢田氏を囲んで記念撮影。
 その後、ハウステンボスの園内観光を実施。今回の視察のもう一つの目玉である「幻のゴッホ展」を鑑賞した。展示する全52作品の約7割が日本初公開という前代未聞の展覧会に一同驚きと感嘆した。唯一、男性会員で参加した南武の野村和史社長は「ゴッホ展を楽しみに参加したが、実に素晴らしかった」と満足そうだった。
 一行は2日目の夕刻、帰京する予定だったが、台風の影響で搭乗予定便が欠航。ハウステンボスに延泊し、夜景を楽しむなど予定外の宿泊を満喫。翌朝無事に帰京した。


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