全国各クラブの活動報告

東京産学交流会、東南アの有力市場テーマに情報セミ

東京産業人クラブ・東京産学交流会(渡辺佳英会長=大崎電気工業会長)は6月27日、6月定例会「シンガポール・ベトナムのビジネス情報セミナー」を、東京・蒲田の三井ガーデンホテル蒲田で開いた。経済成長が著しい東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも有力市場がテーマだけに、経営者ら約20人が参加した。
シバサキビジネスソリューションズの柴崎哲郎代表がシンガポールでのビジネスに関して講演。柴崎代表は「シンガポールというと、日本人は観光業を思い浮かべる。だが実際は製造業がナンバー1。さらに商工業や金融などが強い」などと現状を説明した。
一方、ベトナムでのビジネスは、税理士法人、無十(むとう)の武藤剛所長が熱弁。武藤所長は「ベトナムは上下関係の意識が強い。英語が想像以上に通じにくく、タクシーに乗るのも苦労した」と明かした。ただ「台湾と同じように親日的だ。8700万人を擁し、非常に活気があり伸びしろがある。生産拠点や市場として魅力的」と可能性に言及した。


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