全国各クラブの活動報告

首都圏産業人クラブ、地域間交流会を開催-県の垣根越え意見交換

東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城、栃木の産業人クラブは7月4日、伊豆栄梅川亭(東京都台東区)で「首都圏産業人クラブ合同若手・地域間交流会」を開催した。各クラブに加盟している企業の若手経営者ら21人が参加。冒頭、千葉産業人クラブに加盟する日本圧研スエーヂ工業の西塚隆紀社長が「県の垣根を越えた交流を、今後の経営に生かしてほしい」と呼びかけた。会では参加者同士が、経営状況や各都県の経済環境などについて意見を交換し、梅川亭のうな重を楽しんだ。
今回は栃木と神奈川の産業人クラブ会員が初参加。栃木産業人クラブのシンテックスの八木沢穣社長は「他県の会員との交流は珍しいこと。積極的に輪を広げていきたい」と笑顔。神奈川産業人クラブの横浜トヨペットの杉生直樹総務部長も「業種の垣根も越えたい」と意気込んでいた。
会は4回目を迎え、常連も。埼玉産業人クラブの三谷製作所の三上俊樹社長は「参加のたびに知見が増えていく」と絶賛。茨城産業人クラブのシステムハウスの前嶋鈴志郎社長は「茨城の参加者は私だけ」と苦笑しつつも継続参加に前向きだった。積極的に交流する各参加者の姿に、東京産業人クラブのきもの人の伊藤康子社長が「モノづくりをはじめ、日本経済を支える皆さんの力強さを感じた」と締めくくった。


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