全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、三菱重工長崎造船所視察会を実施

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は3月28日、「三菱重工業長崎造船所視察会」を実施した。会員企業の役員や経営者ら13人が参加した。三菱重工業の史料館を見学し、150年にわたる歴史と技術の変遷を学んだ後、同社最大規模の造船所である香焼工場(長崎市香焼町)を視察した。香焼工場では、加工工場や組立工場をバスの中から見学。組み立てた部品をドックに運び込むための1200トンクレーンが圧巻だった。
視察会終了後、場所を移し長崎工業会(長崎市)、長崎県産業振興財団(同)から7人が参加し、懇親会を長崎市内で開いた。高橋茨城産業人クラブ会長は、「三菱重工と日立製作所の火力事業が統合し、茨城県に新しい潮流が生まれつつある。三菱重工の発祥の地である長崎を訪問し、現地企業と交流することは大変有意義」とあいさつ。
長崎工業会の西亮会長(滲透工業社長)は「お互いが手を取り合って新しい価値を生み出していきたい」と話した。参加者は長崎の郷土料理である卓袱(しっぽく)料理を楽しみながら、長崎の土地柄や茨城県との比較など、活発な情報交換が行われた。


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