全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ、南武の本社工場を視察

東京産業人クラブ(井上裕之会長=愛知産業会長)は8月28日、会員企業である南武(横浜市金沢区)の本社工場を視察した。2014年度にスタートした会員企業訪問シリーズの工場見学会で13人が参加。JR品川駅からバスで移動し、横浜赤レンガ倉庫フィッシャーマンズマーケットでの昼食を経て南武に向かった。
 同社は33年間操業してきた東京都大田区を離れ、5月に横浜市金沢区の金沢産業団地に移転した。操業環境が大きく変化する中での本社工場移転だっただけに、野村和史会長は「とても大きな決断だった」と振り返った。
 続いて野村伯英社長が「現場の困り事に技術力で応える問題解決型企業」を目標とする自社の事業内容や戦略を説明した。金型用中子抜きシリンダーや重工業・製鉄会社向けロータリージョイントといった製品が認められ、国のグローバルニッチトップ企業100選に選定されたことなどを語った。
 この後、多品種少量生産と短納期に対応した新工場を見学。参加者は加工設備や施設などの説明に耳を傾け、熱心に質問していた。見学後は再びバスで横浜・中華街に移動し、大珍楼新館での懇親会で料理を楽しみつつ、会員交流を深めた。


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