全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ、「講演と意見交換会」開催

大分産業人クラブ(石井源太会長=デンケン社長)は11月27日、大分センチュリーホテル(大分市)で「講演と意見交換会」を開いた。大分県産業科学技術センターの平井寿敏センター長と聖徳ゼロテック(佐賀市)の古賀鉄夫社長が講演。会員18人が参加し、交流を深めた。
平井センター長は「ミニマルファブ構想」を紹介した。ミニマルファブとは半導体デバイス生産コストを従来の1000分の1に削減し、直径1・25センチメートルのウエハーに1個作るシステム。産業技術総合研究所などが企業への応用を後押ししている。
国内の半導体産業が低迷する中、ミニマルファブを使って「九州の半導体産業を再び盛り上げたい」(平井センター長)と訴えた。
古賀社長は「限りないゼロへの挑戦!金型を原点としたモノづくり」と題して講演した。金型メーカーとして創業40周年を迎えた事業展開や将来の事業承継のあり方を紹介。会員には事業承継した若い経営者も多く、古賀社長の人生訓を交えた講演に共感していた。
講演後は意見交換会を実施。古賀社長が得意のマジックを披露した。会場は笑顔にあふれ、大いに盛り上がった。


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