全国各クラブの活動報告

名古屋・岐阜産業人クラブ、川重の名古屋第一工場見学

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)と岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は11月25日、川崎重工業名古屋第一工場(愛知県弥富市)を見学した。会員44人が参加した。
同工場は米ボーイング向け航空機部品の生産、組み立てを行う主力工場。まず、尾崎学川重航空宇宙カンパニー人事総務部長から同社の歴史や主要製品の説明を受けた。
同工場は1992年に開設した北工場、南工場、そして15年3月開設の東工場の3工場を擁している。北工場では「777」用の胴体パネルや胴体フレームの結合工程を見学した。工場内は人影がまばらでほぼ完全自動化を実現していた。
南工場は「787」の複合材使用の前部胴体を生産している。見学者は胴体の構造組み立てと艤装(ぎそう)ライン、胴体のAGV(自動無人搬送)による移動の現場を熱心に見入っていた。
東工場では、胴体のオートクレープ(加熱硬化)や超音波非破壊検査などを見学した。参加者は胴体フレームの大きさや自動打鋲機の自在な動きに驚きの声を上げていた。


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