全国各クラブの活動報告

東京産学交流会、定時総会を開催-IMSアセットマネジメントの清水社長が講演

東京産業人クラブ・東京産学交流会(渡邊佳英会長=大崎電気工業会長)は3月2日、東京都大田区の大森東急REIホテルで「2015年度定時総会&記念講演会」を開いた。渡邊会長は「日本がいい国になるには改革と今ある企業の活性化、両方が必要。どちらにも産学連携は必要不可欠だ」とあいさつした。
会員16人が出席して14年度の事業報告・収支決算報告、15年度の事業計画・収支予算案などを審議し、承認された。また愛知産業(東京都品川区)の井上裕之会長が新たな理事に選任された。
井上会長は「近年、学校では手を使ったモノづくりを教えていないと感じる。学生が興味を持てるような取り組みのお手伝いができれば」と決意表明した。
記念講演では日本証券アナリスト協会検定会員で、IMSアセットマネジメントの清水秀和社長が「最近の新規株式公開(IPO)企業についてマーケットはどう見ているのか」と題し、IPOに必要な準備などを紹介した。
清水社長は「現場をよく見れば、トレンドがわかる。だからこそ社長が現場を把握している会社はよく伸びる。ベンチャー企業に投資する際、最初に見るのは社長の人柄だ」と着眼点を明かした。


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