全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ、沖縄のビジネス環境で講演会

大分産業人クラブ(池永征司会長=池永セメント工業所社長)は11月25日に大分センチュリーホテル(大分市)で「講演と意見交換会」を開いた。アジアに開かれた国際物拠点として注目される沖縄県のビジネス環境について、日刊工業新聞社那覇支局の三苫能徳支局長と沖縄県大阪事務所の糸満朝規主幹が講演した。講師を含め23人が参加した。
三苫支局長は、モノづくりの視点から「沖縄産業の現状と期待」と題して講演した。海外市場を目指す企業数の増加や県内企業の技術力向上などを説明したほか、今後の基幹産業として期待されるITや航空関連クラスター形成に向けた動きなどを紹介した。
糸満主幹は「アジアと日本をつなぐビジネスハブ 沖縄」と題して講演した。「沖縄県アジア経済戦略構想」や、アジア主要都市まで飛行4時間圏内で結ぶ物流ハブの地理的優位性を強調。手厚い優遇措置や豊富な労働力などについても触れた。
会員は観光だけでなくビジネスの環境が整う沖縄の新たな魅力に刺激されたようで、講演後の意見交換会は大いに盛り上がった。


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