全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、長寿企業経営をテーマに講演会

九州・山口産業人クラブ(田處正隆会長=キューヘン社長)は2016年12月13日、博多エクセルホテル東急(福岡市博多区)で会員交流会を開いた。当日は100年経営の会(事務局・日刊工業新聞社)による九州・沖縄地域の「100年企業顕彰」の贈賞式も開かれ、会員企業、受賞企業から合わせて約50人が参加した。
交流会では北畑隆生100年経営の会会長が「長寿企業経営を目指し」をテーマに講演。「顧客、従業員、地域社会それぞれを大事にする点が共通する」と長寿企業の特徴を説明した。
また100年経営大賞九州経済産業局長を受賞した繊月酒造(熊本県人吉市)の堤正博会長が「伝統の焼酎文化・地域と共に歩んだ100余年」と題し、地域貢献の取り組みなどを紹介。「社員が自慢できる会社であるためにも、コストダウンやごまかしは許されない」と地域に根ざした焼酎づくりへのこだわりを語った。
講演後の懇親会では会員企業、受賞企業が業種の垣根を越えて親交を深めた。


このページの先頭へ