全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、理事会で「内藤明人記念賞」を制定を決議

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工社長)は4月26日、名鉄ニューグランドホテル(名古屋市中村区)で「2017年度理事会&定時総会」を開いた。理事会では、3月20日に亡くなった内藤明人名誉会長の栄誉をたたえ、その名を永く残すことを目的に「内藤明人記念賞」の制定を決議した。クラブ発展に貢献した会員に贈る賞で、18年の定時総会で第1回受賞者を表彰する。
総会の冒頭、内藤名誉会長の冥福を祈り、黙祷(もくとう)をささげた。続いて登壇した森会長は「内藤名誉会長には多くのことを教えてもらった。経営者の心構えに始まり、企業経営や世界観、さらに人間としての在り方まで広範囲におよび、今も頭の中から離れることはない」としのんだ。
さらに「世界情勢が混沌(こんとん)としているが、今の現実に基づき全社一丸となっての行動が求められる。生産面でも見える化や現地現物化などが進んでいる。常に変化を求めること、そして変化に対応できる体力づくりが重要。クラブの活動に参加し、知恵を共用したい」とあいさつした。
総会では16年度の活動実績や決算を報告した。さらに17年度の事業計画、収支計画について審議し、いずれも原案通り承認された。


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