全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ定時総会-AIとIoTで第4次産業革命テーマに講演

千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬社長)は21日、三井ガーデンホテル千葉(千葉市中央区)で2017年度定時総会と講演会を開いた。総会では、16年度の事業報告と決算報告、17年度の事業計画と予算案の全議案を承認した。白鳥会長は「(政治)情勢が不透明でかじ取りが難しくなっており、また産業界はIoT(モノのインターネット)時代の到来で転換期にある。こうした中で会員企業、県内企業がその強さを磨く一助となる活動をしていく」と力強く語った。
総会後、三菱UFJリサーチ&コンサルティング国際アドバイザリー事業部副部長の尾木蔵人氏が「AI(人工知能)とIoTが生み出す第4次産業革命の全貌」をテーマに講演。製造業を取り巻く環境変化とそれに対するドイツや米国の動きなどを紹介し、「前提が大きく変化している」とした上で、中小企業がどう戦略を立てて向かうかを示した。約100人の出席者は熱心に聞き入っていた。
その後の懇親会では岡本毅副会長(岡本硝子社長)のあいさつに続き、井水治博日刊工業新聞社社長の乾杯の発声で、歓談の輪が広がった。


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