全国各クラブの活動報告

名古屋・岐阜産業人クラブ、本間ゴルフの酒田工場視察

名古屋産業人クラブ(森誠会長=富士精工社長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は6月22、23の両日、山形県の産業視察を行った。会員14人が参加した。
初日は本間ゴルフ酒田工場を訪問、カーボンシャフトの製作現場などを見学した。多くの自動機が稼働しているが、職人の技が加わり高価なクラブが完成する様子を見た。また、工場の近くに立地するクラブ研究センターでは試打ロボットによるティーショットの素晴らしさに感嘆の声が上がった。
次に訪ねたのは慶応義塾大学先端生命科学研究所(鶴岡市)。ここは細胞内にある代謝物質の解析など、生命科学に関する最先端技術の開発が世界的に注目されている。
2日目はサクランボ狩りを楽しんだ後、山形中央インター産業団地や寒河江中央工業団地、紅花資料館を駆け足で回った。
佐藤繊維では、佐藤正樹社長が"自分のつくりたいものを作る"ことの重要性と可能性を語ったほか、話題は中小企業のあり方や地域振興策までに及んだ。天童木工では椅子張りの縫製や組み立て工程のほか成形接着、機械加工の現場を見学。展示室で、成形合板技術で作られた家具、木工品の説明を受けた。
1泊2日の短い旅だったが、若松正俊副知事はじめ商工労働部の関係者とも懇談、中身の濃い視察会となった。


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