全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ10月例会 小千谷市のモノづくり企業訪問

新潟産業人クラブ(井浦康晴会長=マックス開発社長)は11日、新潟県小千谷市で10月例会を開いた。モノづくりが盛んな同市の企業の生産現場を見学する内容。工作機械に取り付けて切削工具を回転させる複合部品「スピンドル」が主力製品のエヌ・エス・エスと、ドリルチャック(先端工具を固定する部分)で国内シェア70%のユキワ精工を訪問した。
エヌ・エス・エスは、生産改革に向けた自社のさまざまな取り組みを紹介。特に従業員による現場の改善提案では「昨年は1000件を超えた」(中町剛社長)など、大きな成果につながっていることを強調した。
ユキワ精工では、酒巻弘和社長がチャックなどのツールホルダーの性能次第で加工精度が大きく異なることなどを説明した(写真)。実際に加工精度がどの程度変わるのかを見学者に示すため、工作機械を使って実演した。
工場見学後の懇親交流会は、北越戊辰戦争の一場面に登場する歴史的建造物として知られる老舗料亭「東忠」で開いた。
大塚昇一小千谷市長をはじめ同市の関係者らも交えて親交を深めた。


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