全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ、産学官シンポジウムを開催

千葉産業人クラブは10月16日、日本機械学会関東支部千葉ブロックと共催で「2017産学官シンポジウム」を三井ガーデンホテル千葉(千葉市中央区)で開いた。京都造形芸術大学の竹村真一教授(写真)が「地球目線で未来をデザインする」と題する講演を、日本機械学会関東支部長の栗山透氏(東芝電力・社会システム技術開発センター首席技監)が「超電導を支える極低温の世界 ―269℃の冷却技術」と題する講演をそれぞれ行った。114人が参加した。
竹村教授は自らが中心となって開発したITを活用したデジタル地球儀「触れる地球」に、さまざまなデータを重ねることで「地球が生きていることが分かる」と述べた上で、「人間活動の影響をダイナミックに見せることで、我々がどのような存在かが分かる」と環境問題を地球規模で認識する重要性を訴えた。
栗山氏は産業界など多くの実例を挙げながら、超電導に必要な低温技術について分かりやすく説明した。


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