全国各クラブの活動報告

製造業の課題 片岡経産省課長が講演

栃木産業人クラブ(高橋和夫会長=大高商事会長)は2月5日、東武ホテルグランデ(宇都宮市)で「2018年賀詞交歓会」を開いた。製造業や行政、金融機関など約100人が出席した。
「Connected Industries 推進に向けた我が国製造業の課題と今後の取り組み」と題して、経済産業省製造産業局の片岡隆一産業機械課長(写真)が講演。労働力不足など日本の産業が抱える課題を示しながら、AI(人工知能)やロボットなど先進的ツールといかに組み合わせていくかなどヒントを紹介した。
経産省の調べをもとに、人材確保に課題を持つ企業のうち5割以上が技能人材を特に課題と感じていることを示し、片山課長は「人がいることを前提にするのは難しい」と強調。その上で「省力化できる部分はどんどん投資した方がよい」(同)と解説した。
懇親会では、同クラブ名誉会長の福田富一栃木県知事があいさつ。宇都宮大学の石田朋靖学長が乾杯の発声をし、会員同士が県内情勢を巡って情報交換するなど、懇親を深めた。新入会員紹介では真京精機の武田浩之社長が登壇した。


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